飲みきれなかったワイン、どう保存する?開けた後においしさを保つコツ

開けたワインが翌日には味が落ちてしまう…そんな悩みを解決。栓の仕方、冷蔵庫の使い方、日持ちの目安まで、開封後のワインをおいしく保存するコツを初心者向けに解説します。

「一本開けたけれど飲みきれない」——1人や少人数だと、よくあることですよね。開けたワインは時間とともに味が変わっていきますが、ちょっとした工夫でおいしさをぐっと長持ちさせられます。

なぜ開けると味が落ちるの?

原因は、ずばり空気(酸素)との接触です。ワインは酸素に触れると酸化が進み、フレッシュな果実味が失われていきます。りんごを切って置いておくと茶色くなるのと、同じ仕組みです。

だから保存のコツは、「空気になるべく触れさせない」「涼しく保つ」の2つに尽きます。

すぐできる基本の保存法

特別な道具がなくても、この3つでずいぶん違います。

  1. 元の栓をしっかり戻す:コルクは入っていた逆向きで戻すと差し込みやすいです。コルクの瓶に入っていなかった部分には保存により雑菌が付いている可能性があるので、食品用ラップを巻いてから差し込むのがポイントです
  2. 寝かせて冷蔵庫へ:赤ワインも開封後は冷蔵庫でOK。低温で酸化がゆっくりになります。寝かせるのが怖ければ、立てての保管も可
  3. 早めに飲みきる:これが何より効果的です

赤ワインを冷やすと香りが閉じますが、飲む30分ほど前に出しておけば、ほどよく開いてくれます。

日持ちの目安

タイプによって、おいしく飲める期間の目安は変わります。

タイプ 開封後の目安
スパークリング 当日~翌日
白・ロゼ 2~3日
赤(軽め) 2~3日
赤(しっかり) 3~5日

あくまで目安です。「香りがぼやけてきた」と感じたら飲みきり時、と覚えておきましょう。わざと残して経時変化を楽しむのもポイント。

あると便利な道具

もっと長く楽しみたい方には、ワインストッパー(密閉栓)や、瓶内の空気を抜くバキュームポンプが便利です。数百円から手に入り、2~3日の持ちが目に見えて変わります。

飲みきれない分を製氷皿で凍らせて、料理用に回すのも私のお気に入りの習慣です。煮込みやソースにひと足しすると、いつもの一皿が深い味わいになります。

おわりに

開けたワインも、少しの工夫で最後までおいしく楽しめます。「飲みきれないから」とためらわず、気軽に一本開けてみてください。

Aroma & Relax Lab. のセミナーでは、こうした暮らしに役立つワインの小ワザもお伝えしていく予定です。

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